Natural Juices / Gene McDaniels
イントロなしにいきなり♪Strollin' In The Park....♪
と、「Feel Like Makin' Love」がスタート。
もちろん作者本人のバージョンだ。
いろんなカバーが存在するけど、この作者本人のセルフ・カバーが一番力が抜けていてサラッと歌っている(というか歌が下手すぎてこんな風にしか歌えないんだけど・・)。
ニュー・ソウルの名盤とされる『Outlaw』や『Headless Heroes Of Apocalypse』は、メッセージ性が強くて肩に力が入りすぎているような所が今ひとつ好きになれなかったんだけど、この盤の抜け具合は心地よい。春風のように緩やかで優しい「Lady Fair」、深く静かに潜行するようなファンク・チューンの「River」、乾いた「Dream Of You And Me」や「Honey Can You Know」など、不思議な魅力が詰まった盤。