Sun Down Lady / Lani Hall

howdymoon2009-04-21


 
 セルジオ・メンデス&ブラジル'66のメンバーにして、ハーブ・アルパート夫人のラニ・ホール。これは旦那の会社からリリースした1stソロ。
 1曲目からレスリー・ダンカンの「Love Song」のカバー。オリジナルのきれいなメロディは活かしながら、より湿度を増したようなアレンジで、こっちの方が気に入ってます。映画「あの頃ペニーレインと」で印象的に使われていたエルトン・ジョン「Tiny Dancer」のカバー。こっちの方はちょっと期待はずれといったところ。バックトラックに比べて、ヴォーカルがドライヴしてないんだもの。
 他は同じような地味な曲が続くのですが、「Sun Down」なんかは歌い方も歌詞も柔らかくて、日曜の朝に聴きたい感じの曲。全体的には、スカート丈はきっちり膝下10センチの生真面目な委員長タイプの女の子のようなアルバム。