実物投影機活用プロジェクト

 尊敬するS先生から実物投影機についての問い合わせの電話。E社の実物投影機について、その長所や価格などについてお答えする。S先生は市教委勤務時代にうちの市のICT環境(おそらく日本一、二?)のグランドデザインをされた方で、高い見識やお人柄などの点において、自分の教員としてのモデルとしている先生だ。些末なこととはいえ、その方から問い合わせがあるというのはうれしいものである。

 そのE社より「すべての子どもがわかる授業づくり−教室でICTを使おう」が届く。「実物投影機+プロジェクタ」を活用しての授業改善プロジェクトの成果をまとめたものだ。私も後期にこのプロジェクトに参加させていただいたものだけに、興味深く読んでみた。プロジェクトの参加者は小学校の教員がほとんど(中学校教員はわずか3名)だったので、掲載されている授業の事例も小学校の授業が中心である。
 私が研究主任として取り組んでいるのは、この冊子のような活用事例集の中学校版を作ることなのである。出来上がったら、県の教育センターのサイトにもアップして公開する予定。

 

すべての子どもがわかる授業づくり―教室でICTを使おう

すべての子どもがわかる授業づくり―教室でICTを使おう