社会科研修講座

県の教育センターで行われた中学校社会科研修講座で講義。地理の授業の中にある「身近な地域の調査」という単元について、その進め方と過去の実践を報告した。今回、講師として呼ばれて講義をするために、新学習指導要領においての「身近な地域の調査」の位置づけを考えてみたり、自分の過去の実践を整理し直したりと、構造化・言語化をすることができた。先日の日記で佐藤正寿先生の「アウトプットはインプットのチャンス」という言葉を紹介したが、まさにアウトプット(講義)したことが、自分の中にインプットすることにつながったのである。
 70分間の時間をいただいていたが、多少余ったので、先日の研究発表大会でも話したICT活用についても話をした。こちらの方が得意分野なので、また別の機会に講師として呼んでいただけるとうれしいのだが。
 ここからは余談。この講座に十数年前に担任した生徒が新採用教師として受講していた。十数年ぶりに授業をするみたいで感慨深かった。