市情報教育研修会

 冬休みの初日は約70名が参加して、ICTの研修会。研修は4部構成になっていて、自分の出番は第2部の研究成果発表と、第3部のグループ別研修。
 研究成果発表は10月の研究発表大会で話した内容をややアレンジして、小学校の教員やICT初心者にまずは使ってみよう、使わなくちゃいけないなと思ってもらえるような内容にしてみた。
 グループ別研修は自分の発案。会場を普通教室に移し、小学校の低・中・高学年、中学校と4グループに分かれて実際に授業のアイデアを共有する形にした。うちの学校からも、数学のO教諭、技術のS教諭、家庭科のU教諭、美術のO教諭に講師になってもらう。このスタイルにした真のねらいは、わが校の教諭にアウトプットの機会をもってもらうこと。常日頃から思っている「アウトプットはインプットのチャンス」ということを、他の教員にも実感してほしいからだ。スケジュールの都合もあって、今回はこの4人だけだったが、それぞれの方が積み重ねてきた実践を他の人間に紹介するというアウトプットの経験は、インプットのためにも大切なものだと信じている。
 研修後、市の指導主事のK教諭から来年度はICTの研修会を市内の各学校でやってほしいという依頼を受ける。望むところである。「アウトプットはインプットのチャンス」を実践していくつもり。