閉店セールで

地元の中古レコード屋の閉店セールに出かける。今の時代、中古屋とはいえ、地方の小都市で営業をしていくのはなかなか厳しいのだろう。全品半額ということで、約3時間かけて選んだ。最初はアナログ盤も何枚か確保したのだが、今の自分はアナログで音楽を聴くことはなかなかないだろうからと、棚に戻す。戻したのはやまがたすみこの3枚目と4枚目、Jim Weatherly、Rita Coolidgeなど。
収穫はこんなラインナップ。

  1. New Morning / Bob Dylan
  2. Babadu! / Babadu
  3. 雪と花の子守唄〜バカラック・ララバイ集〜 / Various Artists
  4. Labor Of Love / Doris Abrahams
  5. シングス / 小坂忠
  6. Chocolate Clay / Chocolate Clay
  7. Holland / Beach Boys
  8. Compilation / Robert Wyatt
  9. A Little Touch Of Schmilsson In The Night / Nillson
  10. Mad About The Boy / Cybil Shepherd
  11. I Just Wasn’t Made For These Times / Brian Wilson
  12. Carole King Hits And Rarities From The Sixties / Carole King

 
この12枚で約11,000円。そのうち1〜6は新品ですから、かなりのお買い得でした。
1は私の初ディラン。ボブ・ディランについては、少しずつ集めていきたいと思ってるのですが、なかなか手が伸びません。
2は「マッキー・フェアリーとスティービー・ワンダーの融合」という誘い文句に、前から気になっていたもの。
3は鈴木惣一郎がプロデュースした日本人アーティストによるバカラックのカバー集。土岐麻子の「Magic Moments」やアン・サリーの「Someday」が気になります。
4はアーティー・トラウムがプロデュースした女性S.S.W.の作品。
5は『ほうろう』の翌年にリリースされたアルバム。なお、ボーナストラックが2曲入っていて、そのうちの一つは「気まぐれ天使」(石立鉄男主演の日テレのドラマ)の主題歌である「気まぐれ天使」。
6はマイアミの黒人と白人のユニット。歌っているのは白人の方だが、ブルー・アイド・ソウルの範疇に入れればいいのかな。
7は’73年のビーチボーイズ。この時期の彼らの作品は人気がないので、なかなか見かけない。2 in 1が出ているのだろうけど、買っちゃった。
8は『Nothing Can Stop Us』と『Old Rottenhat』を2 in 1 に仕立てた編集盤。
9は’73年の『夜のシュミルソン』。アメリカのスタンダードをカバーした盤。
10はレコード屋が書いたタグには「サイビル・シェップハード」と書いてあって、苦笑。「ラストショー」や「タクシー・ドライバー」に出演していた美人女優のジャズ・ヴォーカル集。
11はブライアン・ウィルソンの2nd。過去の楽曲をセルフ・カバーしたもの。
12は怪しげなCD-R。キャロル・キングのブリル・ビルディングでの作家時代の楽曲を集めたもの。1曲目はあのアンサーソング「Oh! Neil」だ。

チョコレイトクレイ

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