November. 2010 セレクト

 まだあと2日ありますが、11月に聴いたものの中から棚からひとつかみ。
 iTunesには「最後に再生された日」という記録が残ります。11月に聴いた約1300曲の中から、CDの74分に収まるようにコンパイルしてみました。

1.Angel On The Corner / Gary Lewis
2.On A Day Like Today / David Lewis
3.快速エアポート / バンバンバザール
4.All Alone / Ray Gooliak
5.BMPD / Smooth Reunion
6.Beatmaker / Doris
7.Man Up In The Sky / Barrett Strong

8.The Family Song / Smokey Robinson
9.Hercules / Aaron Neville
10.Goodbye Love(We’re Through) / Act 1
11.Top Of The Stairs / Collins & Collins

12.It’s Not The Spotlight / Gerry Goffin
13.Home Is Where The Hatred Is / Esther Phillips

14.Love Don’t Hurt At All / Seductive Souls
15.I’m Getting Over / J.Jocko
16.同じ話(アルバムバージョン)/ ハンバートハンバート
17.家なき人(Uncontrolled Version)/ 寺尾紗穂
18.蒼い月 / 半野喜弘 feat.原田郁子

Angelus

Angelus

 いきなりのアカペラから始まる1は最近リリースされたゲイリー・ルイスのソロアルバムから。ソフトロッキンな名曲です。
 2はボサノヴァ・タッチのアコースティック・ギターでゆったりと歌う曲。
 3はバンバンの新譜からフォーキーな曲。
 4はハワイ産のA.O.R.。とにかく気持ちいいです。
 5はスティーリー・ダンにあこがれるキリンジをカバーしたかのような曲。スウェーデンつながりの6はもう格好良すぎます。
 7はビートルズもカバーした「Money」の作者。あの曲とは正反対なメロウなシティー・ソウルに仕上げてます。
 8はスモーキー・ロビンソンの曲の中でも一番好きかも? ソウルが苦手な人でもきっと好きになれるんじゃないかなぁ。
 9は『Studio150』でポール・ウェラーもカバーしていた名曲。
 10はあのスペシャル・デリバリーの前身のグループがリリースしたアルバムから。’70年代のフォー・トップスのようなタイプの曲で、ストライクど真ん中の歌謡ソウル路線。
 11も歌謡ソウル路線。アシュフォード&シンプソンが作ったモダン・フィリーの名曲。兄と妹のデュエットです。
 12はバリー・ゴールドバーグ作曲、ジェリー・ゴフィン作詞の名曲。ロッド・スチュアートのカバーでも有名ですね。
 13はギル・スコット・ヘロンの曲をエスター・フィリップスがカバーしたもの。ヴィッキー・アンダーソンのバージョンの方もオススメ。
 14はドイツのユニットのアルバムから。このアルバムは今度詳しく紹介するつもり。
 15はいただいたコンピからチョイス。元シャ・ナ・ナのジョッコのアルバムから。腰が勝手に動いちゃうような、軽やかなディスコ・ナンバー。
 16からは和もの。11月はハンバートハンバートばかり聴いていました。好きな曲を挙げると、両手両足の指を使っても足りないのですが、一番好きなのはこの曲かなぁ。
 17は『放送禁止歌』から”Uncontrolled Version”で。歌も歌詞も素晴らしいが、一番の聞きものはドライヴしているピアノ演奏。
 ラストは半野喜弘の『Angelus』から。このアルバムの密度の濃さはただ者じゃないです。ラストにふさわしい余韻を残す曲で〆。