イズント・シー・グレート(’00)

 日本未公開だとのこと。ベット・ミドラーが実在した女流作家の半生を演じている。映画そのものは伝記映画にありがちな、やや退屈な仕上がり。伝記映画は描かれている人物のことをまったく知らない場合、面白さは半減してしまいますからね。アメリカ人が山田詠美の半生を描いた映画を見ても、あまり理解できないでしょうからね。
 そんな映画の内容より、この映画の音楽が注目。バート・バカラックが担当しているのです。おそらく、これが彼が映画音楽を担当した最後の作品なのじゃないかな? オープニングのクレジットで名前を発見してから、興味の7割はそのスコアにいっちゃいました。途中でディオンヌ・ワーウィックが歌う曲が登場して、感激はよりいっそう強いものになります。劇中のパーティーのシーンで登場するスティーヴ・ローレンスとイーディ・ゴーメのデュエットも素敵でしたし。早速、amazonのマーケット・プレイスでサントラを買っちゃいました。180円です。

イズント・シー・グレイト

イズント・シー・グレイト