パピヨン('73)

昨日の『華麗なる賭け』に続いて、スティーヴ・マックィーン主演の映画。
中学生のころに見て以来だから、30数年ぶりというところかな。

スティーヴ・マックィーンって、「大根役者」てのが定評だったけど、この映画での演技は鬼気迫るものがある。特に真っ暗闇の独房の中の表情の豊かさは、名優ダスティン・ホフマンでさえかすむほど素晴らしい。

ストーリーはいわゆる脱獄もの。となると、脱獄に成功するまで困難を乗り越えながら、挑戦していくのが見どころのはず。そして脱獄成功にカタルシスを味わうというのが、この手の映画の定番ですね。

ジェリー・ゴールドスミスの音楽も素晴らしいです。