There Is A Breeze / Michael Johnson ('73)

howdymoon2011-06-07


先週届いたばかりのMichael Johnsonの1stアルバム。
今となれば、何で買おうと思ったのか忘れちゃったけど・・。たぶん、Lori Cullenと同じく、Free Designのクリス・デドリックがプロデュースしているからだったっけ? クリス・デドリックのセンスは、重厚なチェロやハープに彩られたMark Henley作の「There Is A Breeze」あたりに表れていますね。

超絶技巧のギターのバトル(ガット・ギターとボトルネック・ギター)を後ろに従えて、何にもないかのように飄々と歌う「In Your Eyes」にまずビックリ。この2本のギターの絡みにはワクワクさせられますよ。
「See You Soon」は、ファンキーなホーンにオルガンをフィーチャーされてるフリーソウル感が漂う曲。
「On The Road」はただでさえ温かみのあるメロディの上に、子供のコーラスがついちゃうという、一粒で二度おいしい曲。
一番好きなのはGreg Brown作の「Rooty Toot Toot For The Moon」。なんでもない普通のフォーキーな曲ですが、なんだか、涼やかで和むのです。でも、ビフ・ローズ作の「I Got You Covered」もいいかな。歯切れの良いガット・ギターと、フェンダー・ローズという珍しい組み合わせの演奏のキレの良さは絶品です。ドライヴするピアノとベースに、ガットギターとコンガが絡むジャジー「Happier Days」も捨てがたいし。 やっぱり、この3曲は同じくらいに気に入ってます。

「Happier Days」

ゼア・イズ・ア・ブリーズ(THERE IS A BREEZE)(直輸入盤・帯・ライナー付き)

ゼア・イズ・ア・ブリーズ(THERE IS A BREEZE)(直輸入盤・帯・ライナー付き)