Batteaux / Batteaux ('73)
ボストン出身の兄弟デュオの唯一のアルバム。
弟のDavid Batteauxの方は後年、Valerie Carterの『Wild Child』のタイトル曲やRobert Palmerの「Discipline Of Love」(『Riptide』に収録)を書いている人。
ディスク・ユニオンのサイトから引用すると、
フィフス・アヴェニュー・バンドや山下達郎のシュガー・ベイブあたりのファンはマストの言わずと知れた大名盤が遂に最新デジタルリマスタリング&紙ジャケットにて再CD化!! ボストン出身のロビン&デヴィッドのバトウ兄弟がバトウ名義でリリースした唯一のアルバムで、フリーソウルで再評価された
やグルーヴィーな人気曲 ほかを強力収録!!
おいしいキーワードがずらりですから、買うしかないですよね。
たしかに「High Tide」はフリーソウル好きにはたまらないアコースティック・メロウな曲。「Tell Her She's Lovely」は二本のアコギ、エレピ、二人のコーラスの妙味が音楽好きのツボを押しまくる爽快な曲。
この2曲がアルバムの看板なんだけど、他の曲もS.S.W.的なフォーキーな要素とホワイト・ソウルな要素が入り混じっていい味を出しているのです。フォーキーな面では「Living Worth Loving」や「Wake Me In The Morning」なんて、普通にいい曲。
特に「Joe Arnold」はハートウォームなハチロクの曲で、大好きなタイプの曲。カリンバの音色がリゾート感を盛り上げてくれる「Dig Up The Love」もこの季節に聴きたい曲です。
- アーティスト: バトウ
- 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド
- 発売日: 2011/06/22
- メディア: CD
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