Garden Cities Of To-morrow / Lullaby Baxter ('06)
届いたばかりのアルバム。
なかなか入荷せずに、何回も出荷遅延のメールが来て、半分あきらめていたのですが、やっと聴くことができました。
ココのサイトの「ひだまりの音楽」特集の中で、Lori Cullen やBright Penny、High Llamasの新作と並んで紹介されているのですから、期待値はどんどん上がるもの。その期待は裏切られませんでした。
カナダの女性S.S.W. の2nd アルバム。「カレン・ダルトンの生まれ変わり」なんて、大げさなこと書いてあるサイトもありますが、あそこまでのしわがれ声じゃありません。
1stの方はジャズのテイストが強かったようですが、この2ndの方はジャズ的な要素も、フォーク的な要素も、バカラック風味も、もちろんポップスもふりかけられていて、洗練されたソフトロックになっています。
ほんわか陽だまりフォーク系の「What’s Wrong With You?」、Van Morrisonの「Crazy Love」を思わせるような美メロの「Cardboard Armoured Car」、ポール・マッカートニーの小品を思わせる「Lord, I Won’t Fight You Anymore」、アコースティック・ギター主体の伴奏にあわせて、囁くように歌う「Dumptruck」など、美しいメロディ、しっとりとした歌声が至福の時間を与えてくれます。
一番好きなのはフリューゲル・ホルンがバカラック的な「Little Song」、月末のセレクト入り決定の曲。
「Little Song(Live Version)」
「Cardboard Armoured Car(Live Version)」
Garden Cities of To-Morrow (Dig)
- アーティスト: Lullaby Baxter
- 出版社/メーカー: Boompa
- 発売日: 2006/09/05
- メディア: CD
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