First Impressions / Impressions
「なんといってもカーティス時代がいい」,「ジェリー・バトラーの渋さも捨てがたい」,「やっぱりリロイ・ハトソンだろ」・・・グループとしてのキャリアが長いだけにいろいろな意見が聞けそうですが,ラルフ・ジョンソンがリードを務めているこのアルバムもいいものです。
マーヴィン・ゲイの『Let's Get It On』などで知られるエド・タウンゼンドの書く曲が素晴らしすぎます。それにおなじみのリッチ・テュフォのアレンジも痒いところに足まで届いちゃうようなツボを押さえた音づくり。ふんわり浮いてしまうような飛行船系のサウンド。冒頭の「Sooner Or Later」は言うまでもなく,「First Impressions」,「Groove」,「How High Is High」など,気持ちよすぎて離れられません。