クリスマス・セレクト

howdymoon2010-12-25

 昨日予告したクリスマス・セレクトの曲名を載せてみます。

1 Christmas Greetings / The Supremes
2 愛の灯〜君とメリークリスマス / SMAP
3 星降る夜のクリスマス / つじあやの
4 12月24日 / Pizzicato Five
5 Winter Wonderland / Booker T. & The MG’s
6 Have Yourself A Merry Little Christmas / James Taylor
7 Snow Queen / Association
8 Snow Queen Of Texas / Mamas & Papas
9 The Loneliest Christmas Tree / Lisa Miller
10 I Don’t Intend To Spend Christmas Without You / Margo Guryan
11 Sleigh Ride / Carpenters
12 Winter Waltz / Michael Spiro
13 Snow Flakes / Severin Browne
14 Snow / Harry Nilsson
15 2000 Miles / Pretenders
16 Merry Christmas All / The Salsoul Orchestra
17 千年紀末に降る雪は / キリンジ
18 冬の影は哀しみ / Lamp
19 あなたも見ていたのか / 沢知恵
20 きよしこの夜 / 畠山美由紀 & アン・サリー
21 This Christmas / Donny Hathaway
22 Christmas Greetings / Smokey Robinson

 
シュープリームスのジングルに続いて流れる2はSMAPキリンジ堀込高樹がつくった曲。メンバーのソロを回さずにほとんどのパートをユニゾンで通したのがグッド。SMAPの『014』から。アレンジは冨田恵一です。
 続く3はキリンジつながり。選曲しているうちに何回も聴いていたら、キリンジの曲調に似ているなと気がついたのです。つじあやのはS.S.W.だったのに? と思ってクレジットを見直したら、この曲は冨田恵一の編曲だったんですね。つじあやのが各月の曲を歌った『CALENDAR CALENDAR』から。
 クリスマスということで、やっぱり入れたかったのが4。でも、この曲は存在感がありすぎて、どこに配置するかをずいぶん考えました・・・・結局、どこもしっくりとこず、しかたなくここに置いてみたのです。これはシングル・バージョンの方。アルバム・バージョンのふかわ抜きがあると一番いいのですが・・・。
 和モノから一転してのスタックス。’66年リリースの『In The Christmas Spirit』から。この曲、耳を澄ませて聴いてみたのですが、アル・ジャクソンのドラムやドナルド・”ダック”・ダンのベース演奏は半端なく凄いです。

 6は名盤『October Road』から有名なクリスマス曲をJames Taylorがカバー。このアルバムは枯れた味わいがあって、どの曲もいいんですよねぇ。
 7は大好きな“Snow Queen”。キャロル・キングのオリジナルが一番好きなのですが、それでは芸がないので、アソシエーションによるカバーを収録。彼らのラスト・アルバムである『Waterbeds In Trinidad』から。
 8にも“Snow Queen”が登場しますが、こちらの方はテキサスからです。ママス&パパスの『People Like Us』から。ゆったりとしたリズムにやわらかなコーラスがのっかっていて、たまりません。歌詞もいいんですよ。
 9はLisa Millerのクリスマス・シングルから。この9と16はさる有名レコード店にお勤めの方からいただいたクリスマス・コンピに入っていたものからいただきました。このリサ・ミラー、両親はモータウンのスタッフ・ライターだったそうで、この曲も含めたアルバムはモータウンの傍系レーベルであるMowestからリリースされています。バックはレッキング・クルーが務めているようです。
 

Within Myself

Within Myself

 10はマーゴ・ガーヤンのあの有名盤『Take A Picture』にデモとして収録されていたクリスマス・ソング。もともとはクロディーヌ・ロンジェの為に書いた曲。
 11はカーペンターズの『Christmas Portrait』から。ポップスとして完璧なアレンジ、歌唱ですね。こういう曲を聴きながら育った子が悪い子になるはずがないような気さえしてきます。

 12はオレゴンのS.S.W.のマイケル・スパイロの『Listen To Me』というアルバムから。いわれてみれば確かに冬らしい寒々とした音色。
 13は以前に『カレンダー・セレクト』にも収録しましたが、イイ曲なのでもう一回登場してもイイでしょう? ジャクソン・ブラウンの弟が’73年にリリースした『Severin Browne』から。
 14は名盤中の名盤『Nilsson Sings Newman』から。ニルソンの歌もそうですが、控えめなピアノの音色がしみてきます。クロディーヌ・ロンジェもカバーしていましたね。
 15はクリスマス曲の定番じゃなかったっけ? 
2000マイル離れた街に働きに行ってしまった夫。子どもたちはクリスマスになるとを帰ってくると歌うだろう
あなたがどこに行っても、私はあなたを思い続けるだろう という歌詞。 
 16もいただいたコンピから。サルソウル・オーケストラがリリースしたクリスマス・アルバム『Christmas Jollies』から。流麗なストリングスをバックにちょっと気だるそうに歌う女性ヴォーカルが素敵です。
 17はもう聞き飽きるほど聴いてきたキリンジですが、やっぱりこれも外せないかなと。なんて殺伐としたクリスマス・ソング。「恋人はサンタクロース 意外と背は低い」ですからね。
 18は大好きな『ランプ幻想』から。このアルバムは’00年代にリリースされたものの中でもベストだと断言したいほどの出来だと思ってます。
 19も以前、何かのセレクトに入れた気がしますが、まあ、いいでしょう。こういう真面目な讃美歌も入れとかなくちゃ。沢知恵さんの歌は凛とした強さがありますね。信仰に根ざされた強さともいうべきものでしょうか。私の娘は教会のクリスマス集会で彼女の「こころ」と「あなたは見ていたのか」(オリジナルは黒人霊歌)を歌ったことがあります。私が勧めたのですが・・。
 20は定番ですが、畠山美由紀 & アン・サリーのデュエットなんて、なんという夢のような3Pプレイです(笑)。アン・サリーのライヴ盤『Hallelujah』から。それぞれが素晴らしいシンガーなのに,二人で歌っちゃうんですからこのライヴを聴けた人は幸せです。最初に登場するのは畠山美由紀。彼女の歌声が大地にしっかりと足をつけた力強さがあるのに対して,アン・サリーは空からふわふわと降りてくる綿雪のような声 とでも言いましょうか・・・。
 20も21も以前作ったクリスマス・セレクトに入れましたが、まあいいでしょう。イイ曲なんだもの。この「This Christmas」は外せません。ラストはモータウンの御大によるジングルで〆。

このセレクトをご所望の方は、pizzicatomania2002☆yahoo.co.jp へメールしてください(←☆を@に変えて)。