Intuition / Caroline Peyton ('77)

howdymoon2011-04-18


昨日、久々に地元の中古屋で購入。
事前の知識は全くなかったのですが、ジャケットの美貌になぜかピンときて購入したもの。
ジョニ・ミッチェルやリンダ・ルイスを
引き合いに形容されているみたいですね。

'77年にリリースされたこの2ndアルバム、
一曲ごとに様々なスタイルで演奏されていて、
聴く人によっては「散漫」ととらえるかもしれませんが、
ビートルズのアルバムで一番好きなのは
ホワイト・アルバムという私ですから、
こういうバラエティのあるアルバムは大好き。


1曲目は明るくあたたかなウェストコースト・ロックの「Still With You」
2曲目のスワンプ風の「Together」では意外にソウルフルなヴォーカルを聴かせてくれます。
アーシーな演奏もこしがあってなかなかよろし。
3曲目はA.O.R.色の濃いファンキーな「Party Line」
5曲目は彼女のイノセントなヴォーカルを堪能できるフォーキーな「Call Of The Wind」
6曲目はジョニ・ミッチェルを引き合いに出されそうな歌い方の「Just As We」
中盤からブラジリアンなフレーバーも楽しめます。
7曲目は間奏のギターやブラスがジャズ・ロック的な「You Too」
8曲目は落ち着いた美メロの「Brister」
9曲目はアシッド・フォークな「All This Waiting」と続きます。
ラストはタブラ、エレピ、ソプラノ・サックスなどの音の波の中で、
彼女のヴォーカルがふわふわと浮いているような「Light Years」で〆。

1曲ごとに曲調がどんどん変わっていって、
どれも楽しめますが、やっぱ「Brister」が一番かなぁ。

インテュイション

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