2010-01-01から1年間の記事一覧

 The Sky's The Limit (編集盤) / Dynamic Superiors

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調子に乗って、ダイナミック・スーペリアーズのもう一枚。数年前にリリースされた編集盤です。これも、以前のHPからの転載。 オカマ系シンガーのトニー・ワシントンが率いる5人組。同時期に発売されたエボニーズやソウル・ジェネレーションと同様に、トニ…

 So So Satisfied / Ashford & Simpson (’77)

モータウンのソングライターチームであるアシュフォード&シンプソンの4thアルバム。彼らの曲って、親しみやすいポップな曲調で、ダンヒル・レーベル時代のフォー・トップスや、同レーベルのジーン・レディングのような歌謡ソウル。彼らのアルバムは数多いの…

You Name It / Dynamic Superiors

'76

Dynamic Superiorsの1st、2ndと紹介してきましたので、ついでに3rdも。 あのオカマ系シンガートニー・ワシントンが率いるダイナミック・スーペリアーズの3rdアルバム。今回のジャケは今までのものよりもちょっとおとなしめです。それでもちゃんとお化粧して…

 すね毛とマニュキュア

Pure Pleasure / Dynamic Superiors('75) 綺麗に塗られた爪、そしてバスタブの中から伸びる足・・・・セクシーでしょう? って、よく見てみるとその足には群生するスネ毛が・・・。ゲッ 男? これはワシントンのあっち系シンガー、トニー・ワシントンが率…

 Dynamic Superiorsの2 in 1

今週はHMVで注文したCDが続々と到着します。 Dynamic Superiors / Dynamic Superiors (’74) Pure Pleasure / Dynamic Superiors (’75) モータウンの徒花、ダイナミック・スーペリアーズの1stと2ndの2 in 1。アナログでも持っていたのですが、せっかくの2…

 Babadu! / Babadu (’79)

'79

先日紹介したRay Gooliakがマウイ島なら、今日のBabaduはオアフ島。またまたハワイアンA.O.Rの超レア盤のCD化。日本が誇る良質リイシュー・レーベルであるCelesteからのリリースです。プロデューサーのカーク・トンプソン(元カラパナ)が、「マッキー・フェ…

 Cleaning Up The Business / Smooth Reunion (’09)

ブックオフでの安レコあさりも一段落したので、11月はネットでの購入が中心。HMVのマルチバイ戦略にズッポリはまってしまって、ついつい多めに買っちゃっています。今月は到着していないモノも含めて5万円をオーバー。ヤバイです。 金曜日に届いたのはSmoot…

 Songs Of David Lewis / David Lewis (’70)

最初にCD化された2003年に買いそびれてしまったモノ。ウィッシュリストに入れておいたら、あっという間に廃盤になっていたのです。それ以後ずっと探していたのですが、やっとアマゾンのマーケット・プレイスで発見。と、喜んでいたら、去年、韓国から紙ジャ…

 With All Due Respect / Incarnations

これはいいねぇ。あのPET SOUNDS RECORDのサイトで毎日更新されている「今日の一曲」コーナーで激賞されていたもの。一部引用すると、 昨年のベスト10に選んだスムース・リュニオンは、新世代AORの傑作として今でも愛聴盤ですが、このインカネーションズはそ…

 Home Away From Home / Ray Gooliak (’79)

韓国のBIG PINKレーベルからの掘り出し物。 このレイ・グーリアック、ハワイのネッド・ドヒニーと呼ばれているとか・・・。『Home Away From Home』というタイトルのように、もともとはインディアナ出身の彼が、遠く離れたハワイのマウイ島に住み着いてつく…

We Want To Play / Brief Encounter

'81

1st('70)がP-VineからCD化されましたね。わが家にも来月には到着する予定です。それまでの間、この2nd(?)を聴きなおしています。というわけで、昔のHPに載せたものを再掲。 オリジナルは数万円するという究極のレア盤のCD化なのだそう。'81年録音のわり…

 10月の夕闇 / 吉田美奈子

'97年リリースの『Spell』から。 『DARK CRYSTAL』('89)以後の吉田美奈子のアルバムは晩秋や冬に似合いそうな曲が多くなっているが、この曲もまさにそう。圧倒的な存在感の声のため、何曲も続けて聴くのはしんどくなるほどだ。 さて、10月が早くも終わろう…

 A Quiet Storm / Smokey Robinson

'75

もともとモータウンの大黒柱として数多くの名曲を作ってきた彼,メロディ・メイカーとしてもプロデューサーとしてもR&B/ソウル界では殿堂入りをするような存在。ヴォーカリストとしても細かくふるえるファルセットはゆったりしたバラードになるとより魅力を…

 Warm Thoughts / Smokey Robinson

'80

前作の『Where Thers's Smoke』で久々にシーンに復活した彼が短いインターバルで出した盤。 スティーヴィーと共作した「Melody Man」(スモーキー賛歌)以外はミディアムかスローが並ぶ。当時はディスコ・サウンドの全盛期だが,シーンを追いかけようとする…

  デンジャラス・ビューティー(’01) デンジャラス・ビューティー2(’05)

サンドラ・ブロック主演のコメディの正編&続編。 FBIのいけてない女刑事が爆弾犯人を逮捕するために、ミス・アメリカコンテストの候補者に扮装して出場するというドタバタ喜劇。ストーリーそのものは荒唐無稽なんだけど、方の力を抜いて楽しめる映画にな…

 Where There's Smoke / Smokey Robinson

'79

数多いスモーキーのアルバムの中でも、この盤は意味があるのだろう。というのもシーンの中に埋没していて、もはや過去の人物だった彼が(セールス的には)復活したとされる一枚。'79年という右を向いても左を向いてもディスコ・ミュージックばかりだった時期…

Love Breeze / Smokey Robinson

'78

翌年にリリースされた『Where There's A Smoke』で再びシーンの最前線に復活するのだが、このアルバムにもあちこちにその予兆が見られる。例えば「Being With You」タイプの「Madam X」。David Tのギターがキラリと光るこの曲は、ゆったりとした横揺れリズム…

Smokey / Smokey Robinson

'73

スモーキー・ロビンソンの初めてのソロアルバム。 ソロ・デビューとなると多少の気負いがあるものだろうが、1曲目からユルユルした「Holly」で始まるところがこの人らしいところ。この時、スモーキーは33歳という若さなのですが、すでに枯れた味わいなんで…

スモーキー・ロビンソンCD化記念ということで、過去のレビューを再掲します。

 Deep In My Soul / Smokey Robinson

'77

今聴いているのはSmokey Robinsonの『Deep In My Soul』(’77 Tamla)。 '70年代のスモーキー・ロビンソンは、1,2のアルバムを除いてウエブの世界でもまったく無視されているようである。このアルバムもググってみても、まったく話題に上っていないようだ…

 Smokey三昧

複雑な権利関係などが原因で、いつまでたってもCD化がされないアーティストがいる。 モータウンの元副社長スモーキー・ロビンソンもその一人。名盤の誉れ高い『A Quiet Storm』はずいぶん前からCD化されていますし、『Pure Smokey』もCD化されています…

3ヶ月に1回位の割合でチェックしている職場の近くのブックオフで3枚。 空へ / ビューティフルハミングバード('06) ブックオフの邦楽コーナーでは、「ノ」、「ハ」、「ヒ」を特に念入りに探している。「ノ」はノーナリーヴス、「ハ」はハンバート・ハン…

時にまかせて−金延幸子・レア・トラックス− 『み空』で有名な女性S.S.W.の未発表曲を集めた編集盤。ソロ・デビュー前に在籍していた愚、秘密結社○○教団の音源やライヴ音源から収録されたもの。500円。 同じ場所に『シーズ・ファイヤ』という20年ぶりの2ndア…

 今日も誰かの誕生日 / キリンジ

46回目の誕生日。 年齢を3でわった値は、一日の時刻として表せるという。つまり、自分の場合は約15。午後3時を少しまわっているというわけである。これが日曜日だとしたら、3時過ぎというと「たっぷり時間があると思ってたけど、ぼーっとしてたら3時か…

 いつも2人で(’67)

オードリー・ヘップバーン主演+スタンリー・ドーネン監督+ヘンリー・マンシーニ音楽 となると悪いハズがない。オードリーがスタンリー・ドーネン監督と組んだ作品は「パリの恋人」(’57)、「シャレード」(’63)に次ぐ3作目になるが、この「いつも2人で…

 HMV & ブックオフ

家内がシューマンの「幻想曲」が欲しいとのことで、HMVで内田光子のCDを注文。マルチバイの方が安くつくというふうに自分に言い聞かせて、ニック・ドレイクの2枚もあわせて注文しちゃいました。もともと2ndの『Bryter Layter』と未発表音源集の『Family Tre…

 バーン・アフター・リーディング('08)

コーエン兄弟監督作品。 コーエン兄弟の映画につきものの、普通っぽいんだけどちょっとずれているおバカな役柄が次々と出てくるのです。ジョージ・クルーニーは地下室でスケベなイスをつくって悦に入っているランニング中毒の連邦保安官。ジョン・マルコビッ…

 野のユリ('63)

この映画を初めて見たのはたぶん中学生の頃。それから30年以上経っているのだけど、シドニー・ポワチエとシスターたちが歌う「エーメン、エーメン」というメロディは耳から離れていない。それくらいこの歌の力は大きいものなのだ。 舞台はメキシコに隣接する…

 October Song / Incredible String Band

完全オフの一日。娘を高校まで送っていって、そのまま北上して隣の県に遠征して猟盤活動。市内の中古屋はアナログ中心だし、駐車場もないので、市内各地のブックオフをはしごする。収穫は以下の10枚。 Paul Weller / Paul Weller('92) Wild card / Paul We…

 October Road / James Taylor

ジェームス・テイラーを再評価するきっかけになったアルバム。それまで彼にあんまり興味がなかったのです。枯れた味わいが、長くなってきた夜に似合います。 めずらしく家族のことを書いてみます。高校3年生の娘の話。 娘は地元の大学の教員養成系の学部へ…